生きるなかで学ぶ:自分の常識は相手の常識じゃない

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2016年01月18日

自分の常識は相手の常識じゃない

こんにちは(^^)

アロマセラピストの美樹です。

先日、ブログ開設のご挨拶をした後、次は何を書こうかな～って、いろいろ考えていました。

書きたい事はいっぱいあるんだけどな。

アレにしようか、コレにしようか。

と思いつつ、最近私の中でタイムリーな「自分の常識は相手の常識じゃない」って内容にしました。

自分が考えている事って「正しい考え方」とか

「みんなこう思う常識的な考え方」って思ってしまいがちなんだけど

ホントにそうかしら？

自分の常識って「過去に体験、経験した記憶。その時に生まれた感情」から出来上がります。

体験したことや、それに伴う感情って人によって違います。

ということは、常識ってみな違うんです。

以前、色の事を調べていた時に「虹は国によって色数が違う」って事を知りました。

私たちは当たり前のように「虹って７色。レインボーカラーよね」って思います。

でもね、アメリカは６色、ドイツは５色、アフリカは４色。

なんと、２色と捉える部族もあるとか。

面白いですよね。

「虹は７色」という常識を持っている人から見ると「５色」「４色」っておかしい！ましてや２色だなんて！って思っちゃう。

逆に「２色」と捉える人から見ると７色？？？となりますものね。

国によって、これだけ差があるのは、感覚が違うから。

感覚から生み出された文化が違うから、こういう結果になるんです。

なので、絶対的な事実ではないということ。

７色、５色、４色、２色。どれも正しいとか間違ってるとかではないんです。

以前、テレビで古代ローマ時代の人達の生活の事を取り上げている番組がありました。

古代ローマ時代の人達は派手な事が好きで頻繁に宴会をしていたそう。

人を招待して、食べきれない程の贅沢な食事を奴隷に作らせ、

みんなで食べて飲んで楽しむ・・・。お腹がいっぱいになったら、吐いてから、また食べ始める・・・

その繰り返しをしていたそうです。

そんな話をアロマレッスンで歴史の話の時に余談としてお話すると

「えー？あり得ないー！」「考えられないー！」とおっしゃる方が多いです。

でも、その時代の人達にとっては常識的なこと。

なんら変な事ではなかったってこと。

その時代の人達が私たちの生活を見たら、逆に「ありえなーい」という事があるかもしれませんね（笑）

やっぱり自分の常識は相手の常識ではないんです。

相手に不満を持つ時って、自分の価値観や常識で考えてしまうからってことないですか？

「私なら考えられない」「どう考えても、これって私が正しい」とか。

自分の常識を相手に押し付けちゃったりね。

相手も同じ（笑）

口げんかとなると、お互いの常識が違うので、

自分の物差しで判断すると、いつまでたっても平行線。

イライラして、精神衛生上にもよくないし、そのストレスが続くと身体にも影響がでちゃいます。

「私はこう思うけど、この人は違うんだな」と思えると随分と楽になるはず。

ほんと、とっても楽になります。

人の意見や考えに、「それ違うでしょ」「常識的じゃない！」

ってひとつひとつ反応していると疲れちゃいますが

「そういう考えもあるのねー」

と客観できると、ホントに楽なのですよ。

私もそれを知ってから、随分とストレスが減りました♪

なんて（笑）

実は、まだまだ「やっぱりコレはさすがに例外！やっぱり常識では考えられない！」

って思っちゃうこともあるので日々まだまだ学びです（笑）

teteより夕方・東の空